人には誰しも生まれ持った性格があります。そのため性格によりその人がどのように行動するかも変わってきます。今回は〈こどもの性格からわかる5つの褒め方〉についてご紹介いたします。
①自分に自信がないこども
こどもに自信をもってほしいと思う気持ちから、褒め言葉を繰り返すことは一概に良いとは言えません。こども自身がなぜ褒められたのか納得するように褒めることが重要です。
自信がないこどもの場合、自分の意見を表現することが簡単にできません。「この時、何を思ったのか教えてくれる?」と静かに話しかけてあげましょう。そして、勇気を出して話してくれた子どもを褒めましょう。
②模範的なこども
落ち着いてよくできているこどもに対して、褒めることは忘れていないでしょうか?放っておいてもよくできるからと思っても、ちょっとした間違いに対して叱られる場合もあります。いくら親の話をよく聞くよい子だとしても、まだ子どもだということを忘れないことが重要です。
このように、模範的なこどもの中では、自分のネガティブな感情をただ我慢することに慣れている子が多いです。一緒に話しながら、こどもの感情に共感することが模範的なこどもにとっての褒め方となります。
③自分のことしか考えられないこども
自分のことしか考えられないこどもはすぐにわがままを言ってしまうことがあります。誰かと一緒に使用するものだと理解することが難しくて親を困らせてしまう場合もあります。こどもには自分のことしか考えるのではなく、友達の意見を聞くことが大切であることや一緒に遊ぶ方がより面白いと伝えてください。そしてほんの小さなものでもよいので相手のことを考えることが出来た姿を発見したときは積極的に褒めることを忘れずに行いましょう。
④注意力が散漫なこども
注意力が散漫なこどもは叱られてしまうことが多いです。「こんなこともできないの?」と言われてしまうこともあります。そのような場合は叱るより褒めましょう。日常生活の中で、こどもが自信を持てるように、繰り返して褒めましょう。小さなことを具体的に褒めることでポイントとなります。
⑤神経質なこども
神経質なこどもは新たな活動に慣れることに時間がかかります。しかし、このようなこどもは、繊細な心と豊かな感受性を持っています。
こどもが難しく感じることに対して見放すのではなく、「ママもそうだったよ」と共感してあげてください。そして、こどもが何かひたむきに挑戦しようとしているのであれば、小さいことだとしてもたくさん褒めてあげてください。
参考資料:「子どもの性格よる状況別ほめ方」